ピンバイスの準備、シャーシの交換など

4/25/2025

ピストン用のピンバイスの準備

もう少し、緻密に車のセットをしていかないと、この先勝負していくのがきついのではないか、と気を引き締めています。

喫緊の課題は、ショックの調整がうまくできていないと思われること。最近よく走っている The Dirt ですら、ちゃんと走れていない気がするので、まずは The Dirt でちゃんと走れるセットを探したいところです。

ショックの調整も、ショックオイル、ピストンの穴の数、穴のサイズ、ショックタイプ (Bladder/Emulsion)、スプリングの長さや硬さなど、いろいろな要素がありすぎて、全てのテストを実施することは事実上不可能です。そこで今回は、前回のプラクティスでなかなか良いと思っていたセットから、ピストンとオイルを少し変えてみて、どうなるか様子を見てみることにしました。

微調整をするにあたり、ピストンを加工する必要が出てきたので、今回は専用ツールを少し揃えてみました。

用意したのはこちら。

AVID のドリルセット (Avid RC Metric Shock Piston Drill Set, AVD10014) と J&T Bearing のドリルセット (Metric Shock Piston Drill Kit JT11071) です。

AVID が 1.1mm から 0.1mm 刻みで 2.0mm まで揃っていて、J&T Bearing が 1.05mm から 1.95mm まで 0.1mm 刻みで揃っていて、補完する形になっています。

ドリルビットは同様のスタイルで揃っています。

基本的には色違いで区別できるようにはなっていますが、正確に区別できる自信はなかったのでペンでサイズを書いておきました。

ハンドル部分は J&T Bearing の方が大きくて、力が入れやすいです。何個か、試しにやってみましたが、J&T Bearing の大きい方が、手が疲れなかったです。

ピストンの準備

今回は特に 5穴と 6穴に着目しました。どれがいいか、いろいろ迷ったのですが、アソシのピストンがそのまま Tekno のショックシャフトにも取り付けられるようだったので、フラットピストンはアソシを試してみることに。

1.3mm を買って、それを 1.4mm、1.5mm に広げて使います。テーパーピストンは Tekno のブランクピストンに穴を開けて作りました。

フラットとテーパーの比較なら、同じブランドで揃えた方が良いと思いますが、今回は予算の都合もありますので手持ちのもので済ませました。

予定通り、アソシのピストンもちゃんとハマりました。実際はワッシャーを噛ませて使います。

バギーとトラギーのシャーシの交換

車の調整をちゃんとやるため、バギーのシャーシを交換することに。

なんと、ノーズ部分の角度が、新品と比べてこんなに変わっていました。

直接的にはキックアップアングル、キャスター角等が、想定よりも数度変わっていたということですよね。これじゃ、ダメだ。

今回は、ギアボックスが破損することが続いて、あれおかしいな、シャーシが歪んでいるのかな、と気付きました。しかし、そうした被害が顕在化する前に問題に気づきたいところです。

新品シャーシの厚さは約4.1mm。キックアップの折れ曲がった部分で 3.2mm。

僕の使い古しのシャーシでは 1.9mm にまで削れていました。

ここまでくると、走行の安定性とかそうしたものを超えて、ギアボックスの破損まで発生してしまうわけですから、もっと早く対処しなければなりません。

時々、この辺をチェックして 2.5mm くらいには交換しないといけないのかな、どうなんだろう。様子を見ていきたいと思います。

トラギーのシャーシも交換。

こちらも歪んでるなあ・・・というか、バギー以上に曲がっていたのか。

形状が違うのは ET48 2.0 のシャーシと ET48 2.2 のシャーシの違いがあるから、なのですが、キックアップアングル自体はどちらも 10° で同じはずなので、角度が違うところは歪んだことによるものでしょうね。

なお、シャーシ交換に合わせて、リアのアームマウント C/D も ET48 2.2 用のものに変更しました。

サーボリードの修理

トラギーのシャーシを交換中、サーボリードがつぶれて切れかかっていたことに気付きました。

危なかった。レースの時に切れなくてよかったです。

破損箇所からワイヤーを切断して、長いサーボワイヤーをはんだ付け。

全体を大きなヒートシュリンクでカバー。デュポンコネクタを圧着して完了です。

バッテリーを買い換え

バギーの 4S LiPo バッテリー Gens Ace 6000 mAh 130C を、2本新しくしました。

念のため、内部抵抗をチェックしておきます。

古いバッテリーは、走行時間の問題はでなかったのですが、ケースが割れてきたので買い換えすることにしました。

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